私、数学の教科書読んでてエライことに気付きました。
RPGツクールはプログラミングをできるようにするソフトではないっつーことを感じまくりました。
ツクールは言語の置き換えをやってくれるだけで、プログラミング的思考ができてなければ自作システムなどはハッキリ言って相当単純なレベルで止まってしまうわけです。
自作戦闘が困難と言われる所以もここなんでしょう……
プログラミング的思考を全く学んでいない者ができるわけがないんです。
誰もがこのマジックにひっかかっているのではないでしょうか………？
そこら辺承知の方もいて、「そういうのを勉強するために使うんだ」って方がいれば問題ないと思うんですが……
そういうこと全く考えてなくて、もし考えてみると否定できない方は結構多いような気がします。
製作途中でやめる人って、結局そのタイプですよね。
プログラミング的思考ができないから詰まってやめちゃうんですよね。
私もそうでしたから。
…………ま、違ったら違ったで構わないんですが…………

なんかコンテンツ作ろうと思ってもワードパッドに直接書くのは気が退けるので日記に原稿っぽいのを書いてコピペして修正してレイアウト調えてHTMLにしてアップすることにしました。

で、今日は我流“設定論”。
色々武器やら何やらの知識なんてのは私には全く無いので、99％「考え方」になります。
ただし、一般的な知識を微妙に必要とします。
別にRPG作ろうとする年なら分かる程度のモンですが……

〜キャラクターの設定〜

まず一番やってはいけないこと。
「主人公は実は暗殺された国王の息子で生き延びたあと復讐を云々…」
これヤバイですね。メチャクチャ危険です。
キャラクターの社会的立場みたいなのから設定やるのは自殺行為です。
別にやっても構いませんし、その方が楽ですが……
深みってモンがどうなるかは知りません。
ついでにキャラクターに“魅力”がくっついてくるかも知りません。
何でかといいますとね……
そういう設定の方法だと、結局キャラクターが自分の立場、周囲の社会に流されてしまうのですよ。
別に純文学とかなら一向に構いませんよ？
でもゲームのキャラクターが周囲に流されっ放しってどうよ？
それって、例えめっちゃ強くても、結局フツーの人間じゃん？
わざわざフツーの人間の話なんてやっても面白くないでしょ？
どうせなら、スゲー奴の話の方が良くありません？
尤も、逆にそこを狙う…とまで考えてるならOKです。
でもそこまで考える人なら私の話なんて聞くわけないでしょう。
まぁ、それはともかく……
じゃ、どうやって設定すんだ、って話よ。
まずですねー……
キャラクターじゃなくてテーマから考えましょ。
「え？キャラの設定だろ？つーかテーマだって考えたよこのボケ！」
……まぁ、お気持ちは分かります。
でもね、建築の時は建物建てる前に基礎に時間かけるでしょ？
あ、建築知らない？まぁいいや。基礎に時間かけるモンなの。
キャラの設定ってのは基礎じゃないのよ。建物なのよ。そこんとこOK?
ゲーム製作に挫折した僕が考えるに、ゲームはね、基礎がテーマとプログラミング技術（ツクールでもそれなりのモンを作りたければ技術と細かい座標の計算は必要じゃない？技術ないとエライ時間かかってヤル気消えるし。）で、建物がキャラクターのシナリオと各種素材、演出なのよ。
ま、技術は作りながら上がってくとしましょう。素材はまぁ、探せば良質なモンが沢山あるから後は整合性考えるだけで良し。演出は素材と細かい計算が必要だから技量と根性の問題。
つーわけで、残るはテーマ、シナリオ、キャラクターなわけ。
うわ〜なんか凄い強引だねぇ……ここに持ってくのにどれほど理論を無視したことか……
ま、それはともかく……ちゃんと基礎を固めるにはどうすべきか？
それを失敗経験豊富のボクが説明しようってワケです。
（次回へ続く）